海水や温泉はアトピー改善に効果があるのか

痒みを抑える

海は生命の源であり、海水は様々なミネラルを豊富に含んでいます。ミネラルを豊富に含んでいるのは温泉も同じです。アトピーの改善に効果があるのか興味深いところですが実体はどうなのでしょうか。

海水や温泉には炎症を鎮める成分が含まれている

これは、私が通っていた脱ステ医から教えてもらった話です。

海水浴に行った際に、アトピーで炎症のある部分を海水につけてみてください。炎症が鎮まるでしょう。炎症を鎮める具体的な成分は、聞き慣れないかもしれませんが「ジメチルスルホン」と言います。このジメチルスルホンは深層の海水にとても良く含まれていて、硫黄化合物で天然に存在するものです。

わざわざ炎症を抑えるために海水浴に行くのも大変ですので、身近なところにも、このジメチルスルホンはあります。

1つは食物です。海藻やブロッコリーに含まれているので、食事に取り入れると良いでしょう。辛い痒みから少しでも逃れたいという思いで私も海藻やブロッコリーをよく食べるようにしていました。食べると気持ち痒みが和らいだように思いました。気持ちの問題かもしれませんが。

 黒湯も炎症を鎮める成分が含まれている

ところで、黒湯(くろゆ)と言うものをご存知でしょうか。黒い色をした温泉のことです。地下の深いところから温泉は掘り起こすのですが、その中でも植物の成分が溶け出したものや硫黄化合物が含まれるものは黒色をしています。この黒湯も肌の炎症を鎮める効果があります。インターネットで「黒湯」と検索すれば日本全国に黒湯があるのがわかるでしょう。

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私も脱ステ医に近所の黒湯を勧められて通っていました。川崎・矢向にある「志楽の湯」です。まず驚いたのは海水浴に行ったときに嗅ぐような海の匂いがしたのです。もちろんお湯は黒いのですが、お湯を舐めてみると海水と同じように塩っぱかったです。お湯に浸かると塩が傷口に痛いほどにしみました。数分もすれば慣れて痛みは消えましたが。お湯が柔らかく、突っ張っている肌は和らいで、久しぶりに伸びをすることができて非常に気持ちが良かったです。あがる際は、水道から出るぬるま湯で肌についた温泉を軽く洗い流します。肌に付いた温泉はそのままですとベタついたり刺激になったりしますからね。肌の痒みはありましたが、温泉には殺菌作用もありますから、おそらくアトピー肌に付きがちな黄色ブドウ球菌が死滅したからだと思うのですが、2,3日の間は肌の調子がいつもよりも良かったです。気に入ったのでアトピーが治るまで週に1回のペースで通っていました。

アトピーの人の間で有名な黒湯があります。北海道の北の方にある「豊富温泉(とよとみおんせん)」です。私は遠いのでそこまで行ったことがありませんが、アトピーが重症な人でも豊富温泉に行けば肌の調子が良くなると言われています。豊富温泉は、タールが含まれている珍しい温泉です。タールは、ステロイド剤が登場する前にアトピーの治療薬として使われていて、痒みを抑える成分です。豊富温泉のツアーも組まれているので気になる方は参加して見てはいかがでしょうか。

まとめ

海水や温泉はアトピーの改善に役立つことがわかりました。炎症を鎮める効果があります。ここで私が注目したいのは、海水や温泉は炎症を鎮めるのであってアトピーを治すわけではないという点です。アトピーを治すのは自分の自己治癒力です。しかし自己治癒力が高まるためには脱ステロイドと脱保湿を実践し、早くて3ヶ月、遅くても3年という長い時間がかかります。そのため、一時的にでも炎症を鎮めるために海水や温泉に浸かるのはよいリラックス法なのではないでしょうか。

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