アトピーには種類がある。先天的と後天的

脱ステロイド

アトピーには2種類あるのをご存知でしたでしょうか? 聞いたことのある方もいるかもしれませんが、先天的なものと後天的なものです。それぞれどのように違うのでしょうか。またそれぞれを治すにはどのようにすればよいのでしょうか。今回は2つのアトピーについて見ていきます。

アトピーには2種類ある

アトピーには大きく分けて、先天的なものと後天的なものがあります

先天的なものは生まれつきのアトピーになります。後天的なものはステロイド依存性による皮膚炎になります。また、先天的なものと後天的なものは併発することがあります。

併発は次のようになると考えています。先天的なアトピーが発症していたとして、それを治そうと皮膚科に行きます。皮膚科では、ステロイドを塗ることでアトピーを治療します。ステロイドをなぜ使うかは、現在(2017/06/18時点)のアトピーの治療ガイドラインによるとステロイドを塗ることが書かれているからです。ステロイドを塗っても炎症が抑えられるだけでアトピーは治りません。治るどころか、ステロイドの抗炎症作用により炎症を無理やり抑えられてしまいますから、炎症を抑えるという肌の学習の場を肌に与えることができません。これではアトピーは治るに至りません。そして、ステロイドを塗り続けることにより肌はステロイドの薬物依存となりステロイドなしでは正常の肌を保つことができなくなってしまいます。この依存状態が後天的なアトピーです。

2種類のアトピーの治る順番

では、併発した場合はどのような順番で治っていくのでしょうか。

併発した場合は、私の経験からも言えるのですが、後天的なアトピーが治った後に先天的なアトピーが治るという順番になります。

治し方は、どちらも脱ステロイドと脱保湿を実施します。

後天的なアトピーは、原因がステロイドの依存になりますから、脱ステロイドで治ることが考えられます。

広告

先天的なアトピーは、放っておくと治ります。放っておくとは、つまりステロイドも何も塗らないということです。よく「アトピーは大きくなれば治る」と言われることがあります。これは生まれつきのアトピーについて言っています。アトピーの治療にステロイドを使っていなかった時代は、後天的なアトピーにはならなかったのです。そのため、大きくなる頃にはアトピーは治ってしまっていたのです。

広告

2つのアトピーの症状の違い

先天的なアトピーと後天的なアトピーには症状の違いがあります。この症状の違いが分かれば、自分は今どこまで治ってきたのかを自分で把握できるのです。ここでは炎症の出る範囲について比較します。乾燥したものとジュクジュクしたものと症状の違いもあるのですが見分けがつきにくいためここでは割愛します。

後天的なアトピーはステロイド依存性のものですから、全身に炎症が及びます。これは皮膚は1つの臓器という考えになります。どういうことかというと、例えばお腹に炎症が出ていたのでそこだけにステロイドを塗っていたとしても、炎症は背中や首や足や手にも症状が出るということです。成人の皮膚は面積にして約1.6平方メートルになります。結構、広いですが、一部分にステロイドを塗っても、皮膚という臓器は全体が連動しており皮膚全体にステロイド依存性の炎症が広がってしまうのです。

逆に、先天的なアトピーは、上述したように、後天的なアトピーが治った後に症状が現れます。先天的なアトピーは、アトピー症状の出やすい場所に範囲が絞られます。肘(ひじ)の内側や膝(ひざ)の裏側になります。

まとめ

多くの方がアトピーに種類があることなど気にしたことがなかったのではないでしょうか。それはステロイドに副作用として依存性があり炎症を起こすことが証明されたわけではなく後天的なアトピーが脚光を浴びないからです。しかし、私を含めた多くのアトピー患者の症例からステロイドに副作用があると考えられます。

アトピーを治す過程において、後天的なアトピーが治ってから先天的なアトピーが治るという順番を知識として理解しておくだけでも、辛い症状の出るアトピーを治す上で大きな目標となり励ましとなるのではないでしょうか。

≫ステップ4:ステロイドの危険性

コメント