アトピーは子供の病気だから大人になれば治る、は嘘!?

アトピーは子供の病気だから大人になれば治る、と言われるほど昔は大人のアトピーはいませんでした。しかし、今は、街を歩けば大人のアトピーをよく見かけます。では、昔と今との違いは何なのでしょうか?

昔と今の違いからアトピーの原因を探る

昔と今の違いを比較すれば、アトピーの原因と対処方法が導き出せそうです。アトピーの少なかった昔の状況に、より近付けられるならば、アトピーは改善できそうです。

それでは昔と今の違いの代表例をあげて掘り下げて行きましょう。

空気汚染

都市化が進み緑はビルやアスファルトの道路に変わりました。大気を清浄化する役割を持つ緑は減り、車からの排気ガスや工場からの煙、またPM2.5などの汚染物質は増えています。

よく聞く話に、空気のキレイなところに移住するとアトピーの症状が出なくなり、しかし、日本に戻ってくると、またアトピーの症状が出てきてしまう、ということがあります。経済的余裕があれば空気のキレイな場所に移住するのもアトピー対策としては良いかもしれません。

食の欧米化

昔の食卓に並ぶものは、ご飯・味噌汁・焼き魚・お新香といった素朴な食べ物でした。今のようなジャンクフードやスナック菓子、油の多い肉類はあまり食べないのが日本人にとっては当たり前の食生活だったのです。ここ何十年の間に食の欧米化が進んでしまいました。

特に油は痒みを引き起こす原因物質であるヒスタミンを生成すると言われていますので注意したいところです。ただし、油にも種類があり、ヒスタミンを出しにくい油もあります。例えば、オリーブ油や亜麻仁油などです。ここでは書ききれないため、油についてはまた別の機会に紹介します。

逆に、魚に含まれる油も痒みを引き起こしにくいです。そう考えると、昔ながらの素朴な食事が日本人には一番適しているといえます。食生活の改善は生活習慣病予防にもなるので一石二鳥ですね。

ストレス社会

過度なストレスはアトピーを悪化させるとされています。諸説ありますが、現代はストレス社会と言われるほどにストレスがたまりやすい環境にあります。

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職場での人間関係、睡眠不足など昔も今も同じでストレスが溜まる機会は多くあります。私の考えとしては、昔と今との違いは、ストレスが溜まりやすくなったのではなく、ストレスを発散する機会が減ったのだと思います。最近ストレス発散はできているでしょうか。

ストレス発散には、夢中になれるほど好きなことをやるのが効率的です。私は子供たちと公園でサッカーやフリスビーをやるのが最近のストレス発散になっています。

自分なりのストレス発散方法を見つけて実践しましょう。

アトピーの治療薬

昔はアトピー治療にモクタールという赤松や黒松などの木から取れるタールが使われていました。ステロイドほどの即効性はないものの副作用がなく炎症を抑える効果があるとされています。

その後、ステロイドが登場しアトピー治療に必ず使われるようになりました。必ずと言うのは、日本皮膚科学会の作成したアトピー皮膚炎治療のガイドラインに、アトピー治療にステロイドを使用するように書かれているからです。

私はステロイドに副作用があると考えています。私は30年近くステロイドを塗ってきましたが皮膚炎は出たり出なかったりを繰り返していましたが脱ステロイドにより症状が出なくなりました。巷では、ステロイドにより炎症が出ることをステロイド誘発性皮膚炎と呼んでいます。また、こんな話もあります。ステロイドを塗ることで肌がきれいになることに目をつけたある化粧品会社が化粧下に含めて販売したそうです。けれど、長期利用により、使用した部分が赤く腫れるという事例があり、その化粧品は販売中止になったそうです。この事例は皮膚科学会の論文として発表されています。しかし、少なくとも日本のガイドラインは未だに改定されていません。

最近はモクタールを見かけなくなりました。諸説ありますが、モクタールがアトピー治療に効果があるか学術的に証明されていないにも関わらず、効果があるかのように販売されていたようで生産中止となり、今は在庫のみで入手困難だそうです。

まとめ

アトピーの原因は未だ解明されていませんが、今回お話した中で自分に当てはまる原因やできそうな対処方法があったのではないでしょうか。一つでも取り入れることにより、アトピーを改善していきましょう。

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