アトピーの原因探しは程々に

知識

アトピーの辛さから原因探しに夢中になっていないでしょうか。アトピーの名前の由来はギリシャ語の「アトポス(特定されていない)」という言葉です。つまりアトピーは原因不明だということです。原因がわかったらそれはもうアトピーではないのです。それほどにアトピーは原因を明確にするのが難しいのです。ですので、もうアトピーの原因探しは程々にしてはいかがでしょうか。

アトピーの原因探しは自由がなくなる

これを食べると痒くなった、しかし、もう一度これもを食べても痒くなかった。じゃあ原因は何だったんだ。というような原因探しに行き詰まる経験をしたことのある方もいるのではないでしょうか。確かに、食べ物によるアレルギーは人によってはあります。だからと言って完全にアレルギーの原因を見つけるのはできないでしょう。あれも食べてはいけない、これも食べてはいけない、となると、最終的には食べるものがなくなってしまうのです。

アレルギー検査をしたことがあるでしょうか。近所のアレルギー検査をしてくれる病院を検索してみましょう。今では通販で自分でできるアレルギー検査キットが購入できます。検査手順に従って作業し、調査機関に送れば、数週間で結果が帰ってきます。あくまでも参考程度に考えてください。というのも、アレルギー検査で陽性の食べ物でも、食べてアレルギーがでなければ食べても問題ないのです。

その他にも、ダニやハウスダストが原因で痒くなるのではないか。シャワーや風呂の水道水に含まれる塩素ではないか、と言って、高額な空気清浄機や塩素除去のためのシャワーヘッドや装置を購入することになってしまいます。それで治ればよいのですが、大概は改善しないです。

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こんなものも原因となる

もっとわかりにくい原因としては、炎症を抑えるはずのステロイドが副作用として炎症を起こしているかもしれません。これをステロイド依存性皮膚炎と呼びます。これに気づいていないアトピーの方は多いと思います。アトピーによる炎症なのか、ステロイドの副作用による炎症なのか、非常によく似た症状なので脱ステ医でないとわかりにくいものですから。ステロイドによる副作用は素人でも分かる方法があります。それは、手首や足首の炎症のある部分を見てください。炎症部分と正常の皮膚の境目が明確になっているでしょうか。もしそうであればそれはステロイドによる副作用の可能性が高いです。治す方法は、ステロイドを止めることです。これを脱ステロイドと呼びます。しかし、脱ステロイドを実施すると非常に辛いリバウンドが来ます。独自にやらずにお近くの脱ステ医にかかることをオススメします。

また、女性に多いのが、保湿依存の皮疹です。洗顔後や入浴後に十分保湿しないと肌がカサカサしたり突っ張り感があったりするので保湿がやめられないんです、という人が保湿依存です。保湿依存を治すためには脱保湿しかありません。その過程で、必ずかさぶたが何度か落ちることを繰り返し改善に向かいます。

その他に、わかりづらい原因として、虫歯で歯に詰めた金属がアレルゲンで皮疹が発症していることもあります。金属アレルギーの検査も実施してくれる病院があるので、一度検査を受けてみると良いでしょう。

なにもしないのが一番いい

アトピーは、先天的のものと後天的なものに分けられます。後天的なアトピーはステロイド依存と保湿依存のものであれば、以前記事に書きましたが、脱ステロイドと脱保湿をすれば後天的なアトピーは治り、その後、先天的のアトピーも自然と治るのです。気にしない、何も塗らないをしていれば治ってしまうことが多くあります。

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